韓国政府は、北朝鮮が日本海に向けて複数の弾道ミサイルを発射したと発表しました。
韓国の聯合ニュースによると、韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、海上に落下するまでに900キロ以上飛行したと明らかにしました。
また、初期の分析では、今回の発射は韓国政府が独自に開発した極超音速ミサイルシステムの試験に対する抗議である可能性があり、北朝鮮が意図的にミサイル能力を誇示する狙いもあるとみられています。
発射されたミサイルが極超音速ミサイルなのか、中距離弾道ミサイルなのかを特定するには、さらなる分析が必要だとしています。
一方、共同通信によると、日本政府は外交ルートを通じて北朝鮮に抗議し、国連安全保障理事会の関連決議に違反するミサイル発射を強く非難したと発表しました。
アメリカ太平洋軍も声明を発表
アメリカ太平洋軍も、北朝鮮による弾道ミサイル発射について書面で声明を発表しました。
声明では、「朝鮮民主主義人民共和国は10月12日に弾道ミサイル2発を発射しました。発射については把握しており、同盟国やパートナー国と緊密に協議しています」としています。
また、今回のミサイル発射はアメリカ軍関係者や同盟国に差し迫った脅威をもたらすものではないとしたうえで、「アメリカは自国の領土と地域の同盟国を防衛するという責務を引き続き果たしていきます」と強調しました。
北朝鮮は10月3日にも日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射しており、金正恩(キム・ジョンウン)総書記は、同国の「極超音速戦略兵器システム」の一環として実施された中距離戦略ミサイルの発射試験を視察していました。
一方、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は10月1日、北朝鮮との軍事的緊張を緩和し、南北間の信頼を築くため、今後も具体的な措置を講じていく考えを示していました。



















