熊本県で発生した強い地震と、それに続くガス爆発とみられる事故で倒壊したショッピングモールでは、がれきの下に取り残された人の捜索が続いています。日本では30日の木曜日、地震による死者数が30人に達しました。
28日の火曜日に発生したマグニチュード7.1の地震からおよそ50分後、大規模な爆発が起きたイオン・ショッピングモールでは、救助隊が救助活動を続けている中、高市早苗首相は、更新された死者数を確認しました。
災害対策当局によりますと、これまでに救助隊は10人をがれきの中から救出しました。このうち4人の死亡が確認され、1人は生命反応がなく、残る5人は軽傷から重傷までけがを負っています。
今回の地震では住宅が倒壊し、橋が損壊したほか、各地で火災が発生しました。また、週末には気温が38度まで上昇すると予想される中、数万人が停電や断水の影響を受けています。
生存者の捜索続く
当局は地震発生直後にショッピングモールの避難を完了させましたが、その後、ガス爆発とみられる爆発で建物が大きく損壊した際、一部の従業員が建物内に取り残されていた可能性があるとみられています。
救助隊は、生存者の発見を目指し、がれきの中で懸命な捜索活動を続けています。
この災害では、ほかの地域でも犠牲者が出ています。当局は、八代市にある日本製紙の工場で煙突の一部が崩落し、作業員5人が死亡、さらに4人が行方不明になっていることを明らかにしました。
猛暑が人道危機を深刻化
厳しい熱波の中、停電によって冷房が使えなくなり、避難を余儀なくされた数千人が地域の避難所へ身を寄せています。
本日木曜日朝の時点で、およそ2万2,670世帯・施設で停電が続き、約8万4,000世帯では断水など水道供給に支障が出ています。
当局は避難所にエアコンを配備するとともに、被災地では燃料や飲料水を求める長い列ができています。
世界有数の地震多発国である日本は、「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」に位置しており、毎年数百回の地震が発生しています。

















