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ASEAN、世界的な混乱が続く中、結束を呼びかけ重要な首脳会議を開幕
東南アジア諸国の外相らは、マニラで年次会合を開幕するにあたり、地政学的緊張の高まりや地域紛争を受け、これまで以上に強力な共同対応が必要だと警告しました。
ASEAN、世界的な混乱が続く中、結束を呼びかけ重要な首脳会議を開幕
ASEAN、世界的な混乱が続く中、結束を呼びかけ重要な首脳会議を開幕 (AFP)

東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の外相らは21日の火曜日、地政学的緊張の高まりや海洋権益を巡る対立、そして各地で続く紛争を背景に、より強固な結束と連携した対応を呼びかけながら、マニラで年次外相会議を開幕しました。

ASEAN第59回外相会議の開会式で演説したフィリピンのマリア・テレサ・P・ラサロ外相は、加盟国に対し、「混乱、不確実性、予測困難さ」が一段と増す世界において、「主体的かつ戦略的に課題を解決する姿勢」が求められると訴えました。

また、フィリピンが2026年のASEAN議長国として掲げるテーマ「ともに未来を切り拓く(Navigating Our Future, Together)」に言及し、ASEANは外部からの圧力に受け身で対応するのではなく、自らの未来を加盟国が一体となって築いていくべきだと強調しました。

安全保障問題が最重要議題

今週を通じて開催される一連の会議では、地域の安全保障問題が最大の議題となります。この中では、ミャンマーで停滞しているASEANの和平努力をどのように再活性化するかに加え、中国との間で長年協議が続く「南シナ海行動規範」の策定交渉を加速させる方策についても話し合われる予定です。

マニラでの会議は、11月に開催されるASEAN首脳会議を前に、アメリカ、中国、ロシア、日本、インド、欧州連合(EU)をはじめとするASEANの主要な対話相手国・地域との一連の会合をもって終了します。