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習主席、台湾問題の処理誤れば「衝突と対立招く」とトランプ氏に警告 中国国営メディア
中国は台湾を「分離した省」とみなしている一方、台湾側は1949年以来、独立を主張し続けています。
習主席、台湾問題の処理誤れば「衝突と対立招く」とトランプ氏に警告 中国国営メディア
中国の習近平国家主席とトランプ米大統領が、2026年5月14日木曜日、北京の天壇を訪れた際の様子。 / AP

中国の習近平国家主席は木曜日、台湾問題が「適切に処理されなければ」中国と米国の間で衝突が生じると、国営メディアを通じて警告しました。

国営新華社通信によると、習主席は中国の国家的な式典会場である人民大会堂でトランプ大統領を迎えた際、台湾問題は「中米関係において最も重要な問題だ」と述べました。

習主席はさらに、「適切に処理されれば、二国間関係は全体的な安定を保てる。そうでなければ、両国は衝突、さらには対立に陥り、関係全体が重大な危機にさらされる」と語りました。

また、台湾海峡の平和と台湾独立は「水と火のように相容れない」と述べた上で、「台湾海峡の平和と安定を守ることが、両国間の最大の共通点だ」と強調しました。

中東情勢や台湾問題、貿易・関税などが、両首脳会談の主要議題に上る見通しでした。

トランプ大統領は月曜日、台湾防衛に対する米国の支持について問われ、「習主席とその問題を協議する」と表明しました。

「習主席はわれわれにそうしてほしくないと考えている。その点について話し合う予定であり、これは協議する多くのテーマのひとつだ」と述べました。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、与野党の上院議員グループがトランプ大統領に対し、数か月にわたって国務省で審査が滞っている台湾向け総額140億ドル規模の武器供与パッケージの手続きを前進させるよう求めているということです。

台湾への最大の武器供与国である米国は昨年、110億ドル相当の対台湾武器売却を承認しましたが、これに対して北京側は強く反発しました。

中国は自治を続ける台湾を「分離した省」とみなしている一方、台湾側は1949年以来、独立を一貫して主張しています。

情報源:TRT World & Agencies