パレスチナのワファ通信によると、数千人に上るイスラエルの違法入植者たちが7日未明、占領下のヨルダン川西岸地区ナブルス市東部にあるヨセフの墓地を襲撃しました。
同通信は、イスラエル軍が同時に市東部に侵入し、複数の地区に部隊を展開させるとともに、住民の建物の屋上を占拠したと伝えています。
同通信は、この襲撃には5000人以上の違法入植者が参加し、その中にはイスラエルの極右とされるスモトリッチ財務相や複数のクネセト議員も含まれていたと伝えています。また襲撃中、ナブルス周辺の検問所のいくつかは閉鎖されたということです。
さらにワファ通信は、違法入植者たちがヨセフの墓地近くにあるカドリ・トゥカン男子高等学校の壁に、人種差別的な落書きをしたと報じています。
考古学者「ヨセフの墓地はイスラム教指導者の墓」
別の事件では、イスラエル軍がナブルス市内のハラット・アル・アムード地区で家宅捜索を行い、ルアイ・ラブデという若者を拘束しました。
一方、ナブルス教育当局は、イスラエル軍の侵入とそれに伴う軍事措置のため、授業開始時刻を午前8時半(グリニッジ標準時午前5時半)に遅らせました。
ヨセフの墓地はパレスチナ統治下にあるナブルス市の東端に位置し、占領下のヨルダン川西岸地区で最も緊張が高まっている場所の一つです。
イスラエルが1967年にヨルダン川西岸地区を占領して以降、違法入植者たちはこの場所を聖なる宗教施設と主張し、ヤコブの子である預言者ヨセフの墓だと考えています。
これに対し考古学者たちは、この場所は数世紀前に造られたもので、ユースフ・ドゥウェイカットというイスラム教指導者の墓である可能性が高いとして、入植者たちの主張を退けています。
情報源:TRT World and Agencies







