オーストラリア政府は火曜日、ハンタウイルスの感染が確認されたクルーズ船の乗客で帰国予定の6人全員が「良好な状態にある」と発表し、帰国後は検疫措置を講じると明らかにしました。
バトラー保健相はABCニュースのインタビューで、感染が確認された客船「ホンディウス」に乗船していたオーストラリア人5人とニュージーランド人1人が、帰国に先立ちオランダに到着する見込みであると述べました。
「現地時間午前8時10分に着陸予定で、オランダからオーストラリアへのフライトの手配が整うまでの間、ホテルの検疫施設に収容されます」と説明しました。
保健相はフライトの手配を「困難な作業」と述べたうえで、乗客全員が今週中に帰国する見通しであることを明らかにしました。
バトラー保健相は、乗客の移送後に自主隔離を行う意思のある乗務員を確保したうえでフライトを手配するため、オーストラリア政府が外務省と連携して調整を進めていると述べました。
西オーストラリア州に到着後、乗客は専用の検疫施設に約3週間収容されます。当局はその後、ウイルスの42日間の潜伏期間中にさらなる経過観察が必要かどうかを判断するとしています。
保健相は今回の検疫対応について、クルーズ船乗客を帰国させた多くの国が数日間の集中検疫と自宅隔離にとどめているのに対し、オーストラリアの措置はそれを大きく上回るものだと強調しました。
世界保健機関(WHO)の当局者によると、今回の集団感染はハンタウイルスの「アンデス株」によるもので、これまでに5人の感染が確認され、うち3人が死亡しています。
科学者らは、今回の集団感染がハンタウイルスの希少な変異株「アンデス株」によって引き起こされたと確認しました。このウイルスは、通常は濃厚接触を通じてヒトからヒトへの感染が可能な唯一の株として知られています。
WHOによると、その後死亡した乗客2人は乗船前にアルゼンチン、チリ、ウルグアイを旅行していたとのことです。










