ロシアのプーチン大統領は、ロシア兵はNATO全体が武装・支援する「侵略的な勢力」と対峙していると述べました。
大統領は第二次世界大戦におけるソビエトの勝利を記念する戦勝記念日のパレードで演説し、「勝利の世代が、今日特別軍事作戦の任務を遂行する兵士たちを鼓舞している」と語りました。
またロシアの科学者や技術者が「現代の実戦経験を活かしながら」最新兵器の開発と量産拡大に取り組んでいると述べました。
第二次世界大戦に触れたプーチン大統領は、ソビエト人民がナチズムの打倒に決定的な貢献を果たし、自国のみならず全世界を救ったと強調しました。
パレードにはベラルーシのルカシェンコ大統領、カザフスタンのトカエフ大統領、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領、ラオスのトンルン大統領、マレーシアのスルタン・イブラヒム・イスカンダル国王など複数の外国首脳が参列しました。
またロシアの「特別軍事作戦」に従事する兵士や高等軍事教育機関の士官候補生、ロシア軍各部隊に加え、北朝鮮軍の兵士も隊列に加わりました。
記念行事に先立ち、ロシア国防省は今月4日、5月8日から9日の戦勝記念日にあわせた2日間の停戦を提案する一方、祝賀行事が妨害された場合には「大規模な」ミサイルで反撃すると警告しました。
同日夜にはウクライナも、火曜日の深夜から一方的な停戦を実施すると表明しました。
しかしその後、双方はそれぞれが発表した停戦を相手側が違反したと互いに非難しました。
「具体的な内容はまだない」
クレムリンのペスコフ報道官は土曜日、モスクワでの戦勝記念日の祝賀行事を妨害しようとする動きはなかったと述べたと、国営通信TASSが報じました。
報道官はまた、5月11日以降の停戦延長については現時点で協議に至っていないと明らかにしました。
プーチン大統領とトランプ大統領の接触に関しては、新たな会談は現時点で調整されていないと述べました。
トランプ大統領がウクライナ和平協議のために米国代表団をモスクワに派遣する可能性に触れたことに対し、ペスコフ報道官はロシアとしてそのような代表団を受け入れる準備があると表明しました。
「具体的な内容はまだないが、ロシアは当然ながら常にその用意がある」とペスコフ報道官は語りました。
トランプ大統領は金曜日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」を通じて、ロシアとウクライナが停戦と1000人規模の捕虜交換で合意したと明らかにし、プーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領双方の対応を評価しました。
「これが第二次世界大戦以来最大の紛争の、長く犠牲の大きかったこの戦争の終わりの始まりとなることを願っている。大規模な紛争の終結に向けた協議は続いており、日々前進している」と述べました。







