エルドアン大統領:トルコを人工知能時代の先導国の一つへ導く
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、イスタンブールの「トルコAIサミット」が開催されたテルサーネ・イスタンブールで演説を行いました。
エルドアン大統領:トルコを人工知能時代の先導国の一つへ導く
トルコAIサミット

レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、イスタンブールのテルサーネ・イスタンブールで開催された「トルコAIサミット」で重要な発表を行いました。エルドアン大統領は、デジタル能力は抑止力を高める重要な力であると強調し、2026年から2030年までを対象とする「トルコAI行動計画」を公表しました。

エルドアン大統領は、「AIがもたらす機会を活用し、『トルコの世紀』において大きく強いトルコをデジタル分野でも築き上げる決意です」と述べ、同計画は「気づく」「活用する」「生み出す」「管理する」という4つの基本軸に基づいていると説明しました。

計画では、今後2年間で500万人にAIリテラシー教育を提供し、1万人の高度専門人材を育成します。また、公的データセットを国家データライブラリーを通じて公開する方針です。

さらに、2030年までにデータセンターの総設備容量を少なくとも1ギガワットに拡大するほか、トルコ科学技術研究機構の「Bilge」モデルや、T3財団、バイカル社、ハヴェルサン社の取り組みを通じて、トルコ語の大規模言語モデルの開発を着実に進めていくとしました。

また、AIインフラ整備のため少なくとも100億ドル規模の資金を投入し、トルコ諸国機構と共同で「トルコ諸語大規模言語モデル」を開発することも明らかにしました。

エルドアン大統領は、トルコAI行動計画によって創出される付加価値が1兆リラを超えるとの見方を示したうえで、トルコをAI時代の先導国の一つへと導き、「トルコの世紀」をデジタル生産の世紀にもしていく考えを示しました。