ハカン・フィダン外相は、二国間関係や貿易、地域の安全保障を中心に協議したキエフ訪問について、「極めて実りあるものだった」と評価し、戦争が続く中でもトルコとウクライナの戦略的パートナーシップは一層強化されているとの認識を示しました。
フィダン外相は17日の金曜日、SNSへの投稿で、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領、ブダノフ大統領府長官、アンドリー・シビハ外相との会談で、二国間関係に加え、ロシアとウクライナの戦争をめぐる最新情勢について幅広く協議したと明らかにしました。
また、戦時下にもかかわらず、両国の協力関係がさらに深まっていることを歓迎しました。
さらに、訪問に先立ち、ウクライナ議会がトルコ・ウクライナ自由貿易協定を承認したことにも言及しました。この協定は、企業に新たな機会をもたらし、両国の経済関係を大きく前進させる重要な節目になるとしています。
トルコ、平和への支持を改めて表明
訪問中、フィダン外相は、ウクライナの独立、主権、領土保全に対するトルコの支持を改めて表明しました。そのうえで、「トルコは、双方を再び交渉の場に戻し、恒久的な平和の実現につながるあらゆる取り組みを支援する用意がある」と述べました。
また、クリミア・タタール人の民族指導者ムスタファ・アブドゥルジェミル・クルムオール氏と、クリミア・タタール民族会議議長のレファト・チュバロフ氏と会談し、クリミア・タタール人を取り巻く現状について意見を交わしました。その中で、同胞の権利の保護と文化的アイデンティティーの継承は、トルコにとって常に重要な課題であると強調しました。
さらに、今回の訪問にあたり、ゼレンスキー大統領から勲章を授与されたことを光栄に思うと述べ、ウクライナ側に謝意を表しました。
フィダン外相は最後に、「トルコは、両国首脳が示したビジョンの下、相互の信頼と共通の利益を基盤として、ウクライナとの長年にわたる友好関係と戦略的パートナーシップをさらに強化していく」と強調しました。
















