トルコ国家情報機構(MİT)は、テロ組織ダーイシュに対する作戦で、組織が自称する「トルコ州」組織で活動し、国際手配のイエローノーティスの対象となっていた、コードネーム「アブデュッセラム・トゥルキ」ことタリプ・ギュレルを拘束し、トルコへ移送しました。
治安当局から得られた情報によりますと、MİTは、ダーイシュの「ファルク・オフィス」と呼ばれる自称「トルコ州」組織を対象に作戦を実施しました。
情報活動の結果、コードネーム「アブデュッセラム・トゥルキ」ことタリプ・ギュレルは、2021年以前にダーイシュのいわゆる「トルコ州責任者」および「ファルク・オフィス」の自称財務責任者として活動し、2021年の作戦でトルコへ移送されたカスム・ギュレルの弟であることが判明しました。
調査の結果、イエローノーティスで手配されていたタリプ・ギュレルは、2014年1月に不法な手段でシリアへ渡ったことが明らかになりました。
また、シリアでは兄のカスム・ギュレルをはじめ、組織の責任者らと連絡を取りながら活動を続けていたことも確認されました。
テロ組織ダーイシュのいわゆる「トルコ州責任者」カスム・ギュレルの拘束後、MİTは弟のタリプ・ギュレルに対する捜査も本格化させました。
MİTは、ギュレルの活動を継続的に追跡し、紛争地域にいたギュレルをトルコへ移送しました。
トルコへ移送されたタリプ・ギュレルは、供述の中で、組織のために行っていた活動を認めました。
ギュレルは、トルコ国内で過激化していった経緯や、不法にシリアへ渡った過程、テロ組織ダーイシュへの加入、さらに、かつて自称財務責任者を務めていた兄のカスム・ギュレルとともに組織内で行っていた活動について、詳しく供述しました。
MİTは、今回の一連の活動を通じて、テロ組織ダーイシュによるトルコを標的とした攻撃計画の阻止、組織による人員勧誘活動の解明、そしてテロ計画の摘発に向けた取り組みを、今後も断固として続けていくとしています。

















