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米国、イランへの新たな攻撃を開始
アメリカ軍は、イラン国内の80か所以上の標的を攻撃したと発表しました。一方、テヘランは、アメリカによるいかなる攻撃に対しても、軍が「壊滅的な報復」を行うと警告しました。
米国、イランへの新たな攻撃を開始
米軍、イランに新たな強力な空爆を開始(資料写真) / Reuters

アメリカ中央軍(CENTCOM)は、イランがホルムズ海峡を航行していた3隻の商船を攻撃したことへの対応として、イランに対する大規模な攻撃を開始したと発表しました。

CENTCOMは、SNSのXへの投稿で、「国際的な海上交通路において、民間人が乗る商船を標的に攻撃したイランに重大な代償を負わせるため、複数の強力な攻撃を実施した」と明らかにしました。

アメリカ軍はその後、イラン国内の80か所以上の標的を攻撃したと発表しました。

CENTCOMによりますと、攻撃の対象となったのは、ホルムズ海峡とその周辺に配備されたイランの防空システム、指揮統制網、沿岸レーダー施設、対艦ミサイル能力のほか、イラン革命防衛隊(IRGC)に所属する60隻以上の小型艇です。

一方、イラン軍の統合司令部は、ホルムズ海峡を航行する商船や石油タンカーが安全に通航できる航路は、テヘランが指定したルートのみであると主張し、この戦略的海上交通路の管理にアメリカが介入することは認めないと強調しました。

また、アメリカによる攻撃を「イランに対する露骨な侵略行為」と非難したうえで、いかなるアメリカの攻撃に対しても、イラン軍は「壊滅的な報復」を行うと警告しました。

緊張がさらに高まる

カタールはこれに先立ち、ホルムズ海峡付近でイランがカタール船籍の船舶を攻撃したことを非難し、海上の安全と世界のエネルギー供給を脅かす行為を直ちに停止するようイランに求めていました。

カタール外務省のマジド・アル・アンサリ報道官は7日、SNSのXへの投稿で、戦略的海上交通路付近を航行していたカタール船籍のLNGタンカー「アル・レカイヤット」が攻撃を受けたことについて、「国際的な海上航行の安全に対する到底容認できない攻撃だ」と非難しました。

アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、アメリカ政府当局者2人の話として、イラン革命防衛隊が7日夜、ホルムズ海峡を航行していた商船に対し、少なくとも2発のミサイルを発射したと報じました。

アメリカ政府当局者の1人によりますと、商船2隻が大きな損傷を受けましたが、死傷者は確認されていないということです。

また、イギリス海運貿易機関(UKMTO)は7日未明、オマーンのリマー沖およそ15キロを南下していたタンカーの左舷に、発射元不明の飛翔体が命中し、火災が発生したと発表しました。この事故による死傷者や環境への影響は確認されていません。