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中国では、台湾と日本列島を襲った台風の影響により、およそ100万人が避難
台風バービーは、台湾と日本各地で停電や航空便の欠航など、広範囲にわたる混乱を引き起こした後、中国東部に上陸する見通しです。
中国では、台湾と日本列島を襲った台風の影響により、およそ100万人が避難
中国では、台湾と日本列島を襲った台風の影響により、およそ100万人が避難 / AFP

台風バービーが中国本土に接近したことを受け、11日の土曜日までに中国全土で90万人以上が自宅から避難しました。台風は台湾北部や日本の南西端の島々で倒木を引き起こし、数万人が停電の影響を受けました。

この台風は、今週、中国南部と中部を襲った異常気象に続いて発生したものです。一連の災害では少なくとも39人が死亡し、数十の河川が氾濫したほか、ダム1か所が決壊しました。

台風バービーは、12日の日曜日の早朝、浙江省にある人口およそ1,000万人の温州市付近に上陸する見通しです。

当局は金曜日の夜遅くまでに、この地域から88万7,801人を避難させました。さらに北部でも大雨の影響で10万人以上が避難し、洪水の危険を抑えるため、北京の密雲ダムでは放水量が増やされました。

台湾では、企業や店舗が2日連続で休業したことから、北部の道路は人通りがほとんどなくなりました。

台風はグアムと北マリアナ諸島を通過した後に勢力を弱め、最大風速は時速137キロまで低下しました。しかし、台湾の気象当局は、引き続き猛烈な雨や、沿岸部で高さ10メートルに達する高波に警戒するよう呼びかけています。

フィリピンでは、主にミンダナオ島で発生した土砂崩れなど、台風バービーに関連する災害による死者が18人に達しました。およそ1万1,000人が避難を余儀なくされ、数十の港が閉鎖されました。

日本の沖縄地方では、1万8,000戸以上の住宅や施設で停電が発生しました。特に宮古地域の被害が大きく、多くの航空便が欠航しました。

科学者は、海水温が記録的な水準に達していることや、ことしエルニーニョ現象が再び発生したことにより、台風の勢力が強まり、より多くの水分を含むようになっていると指摘しています。

台風バービーは、強風域の半径が350キロまで縮小する前、一時、台湾がこの30年以上で経験した最大規模の台風になる可能性があるとみられていました。