ガザ戦争
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イスラエル軍、占領下のヨルダン川西岸でパレスチナ人を殺害 入植者が家畜を略奪:報告書
イスラエル軍の支援を受けた不法入植者たちは、ここ数週間でパレスチナ人コミュニティに対して数百件にのぼる攻撃を行っています。
イスラエル軍、占領下のヨルダン川西岸でパレスチナ人を殺害 入植者が家畜を略奪:報告書
不法なイスラエル入植者らが占領下のヨルダン川西岸ヘブロンでパレスチナ人住宅を襲撃し、人種差別的なスローガンを書き残した後、住民と衝突しました。 / Reuters
6時間前

イスラエル軍は月曜日早朝、占領下のヨルダン川西岸南部ヘブロン近郊でパレスチナ人男性を銃撃し死亡させたと、パレスチナ通信社WAFAが報じました。

WAFAによると、ラムジ・アブデル・ハキム・アル・アワウダ氏はヘブロン南西部のハルサ村付近の交差点で銃撃され、出血状態のまま放置され、医療チームの現場への接近も阻まれました。

イスラエル軍は救急車の鍵を没収したうえ、遺体の引き渡しも拒否。匿名の情報筋がWAFAに対し、同氏が「負傷により死亡した」と明らかにしました。

別の事件では、不法なイスラエル入植者がヨルダン川西岸南部でパレスチナ人所有の車両2台に放火し、家畜を略奪したと目撃者らがアナドル通信に証言しました。

この襲撃はヘブロン北東部のサイール町内のアル・ラフワで発生し、入植者らは車2台を焼き払い、羊約25頭を奪いました。

また目撃者によると、不法入植者らは立ち去る前に住宅の壁にヘブライ語で人種差別的なスローガンをスプレーで書き残したということです。

同情報筋によると、近隣のアル・ミンヤ地区でも占領者がパレスチナ人住宅を襲撃し、同様のスローガンを書き残したほか、住民に阻止されるまで車両への放火を試みました。

壁と入植地抵抗委員会は、2月28日の米イスラエルによるイラン攻撃開始以降、占領者による攻撃が443件に上ると発表。不安定な情勢を利用したパレスチナ人コミュニティへの攻撃が激化していると指摘しました。

ヨルダン川西岸では2023年10月8日以降、イスラエルによる攻撃が継続しており、パレスチナ人1,139人が死亡、約11,700人が負傷、約22,000人が拘束されています。国際社会からは同地域の併合をめぐる懸念も高まっています。

情報源:TRT World and Agencies