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テルアビブ、モスクワの空港でイスラエル人約40人拘束をロシアが行ったと確認
取り調べの際、ロシア当局者は乗客に対し、イランはロシアの同盟国であり、イランの敵はロシアの「敵」とみなされると告げたということです。
テルアビブ、モスクワの空港でイスラエル人約40人拘束をロシアが行ったと確認
2023年8月21日、モスクワ郊外のドモジェドボ空港の様子を捉えた写真です。 / Reuters

イスラエル外務省は月曜日夜、イスラエル国籍者約40人がロシアのモスクワ・ドモジェドボ空港で入国審査の際に拘束されたことを確認しました。

報道によると、一行は約5時間にわたって拘留され、ロシア当局による尋問を受けました。拘束された中には子どもや二重国籍者も含まれていたとされます。

当局者は旅行者の携帯電話を調べ、イランとイスラエルの対立に関連した質問を行ったと伝えられています。

尋問の際、当局者はイランがロシアの同盟国であり、イランの敵はロシアの「敵」とみなされると述べ、モスクワへの訪問は「望ましくない」と告げたと報道は伝えています。

またイスラエル外務省は、自国民にロシア渡航を控えるよう呼びかける渡航警告を発出したと明らかにしました。

「容認できないレベル」

別途発表した声明でロシアのビクトロフ駐イスラエル大使は、一連の報道を「判で押したような発言」と一蹴し、疑惑を全面否定しました。

「イスラエル人の『拘束』・『尋問』やトイレ使用の拒否、ロシア国境警備員による政治的動機に基づく質問といった、メディアに流布している紋切り型の主張を断固として退ける」と大使は強調しました。

また大使は、ロシア側の対応はベングリオン空港でイスラエルの国境警備員が入出国時に行っていることと比較にも値しないと言い切りました。

「この点において、ロシア国境警備官の対応は、ベングリオン空港の入出国時にしばしば見られる実態とは比べものにならない」と述べました。

大使はロシアとして「相互渡航問題についてイスラエル側との実務的な対話を継続する用意がある」と表明しました。

また対話の中で、ロシア国民に対するイスラエルへの入国拒否率の引き下げも取り上げるべきだと主張し、この数値は「数年来、2.5%という容認できない水準にとどまっている」と述べました。

「この状況はロシア・イスラエル関係の概して建設的な性格とも、両国市民の利益とも相いれない」と大使は語りました。

先週には、米・イスラエルによるイラン攻撃を背景に、モスクワ到着時に尋問や追加検査を受けたとするイスラエル国民約40人の証言がメディアで報じられていました。

情報源:TRT World