スイスのビュルゲンシュトックで開かれた、初のハイレベル会合となる「ルツェルン湖サミット」でのイランとアメリカの協議は、22日の月曜日未明に終了しました。協議では、「イスラマバード合意覚書」に基づく最終合意に向けた交渉を前進させるため、複数の仕組みについて合意に達しました。
アメリカとイランの代表団は、J・D・ヴァンス副大統領とモハンマド・バーゲル・ガリバフ国会議長を首席交渉官として、期待されていた初の直接協議を実施し、第1回会合は100分間にわたって行われました。
仲介国による共同声明の主な内容は次の通りです。
1.ハイレベル委員会の設置
双方は、仲介プロセスを政治レベルで監督するハイレベル委員会を設置することで合意しました。
2.作業部会の設置
米国とイランの首席交渉官は、イランの核開発計画、制裁問題、そして合意覚書の円滑な履行を確保するための紛争解決メカニズムを扱う作業部会を率います。ハイレベル委員会は定期的に報告を受け、これらの専門部会を監督します。
3.60日間のロードマップ
双方は、合意覚書を基盤として、60日以内に最終合意に達するためのロードマップで一致しました。これにより、技術協議が直ちに開始されます。
4.技術協議の継続
ビュルゲンシュトックでは、週内を通じて残されたすべての課題について技術協議が続けられます。
5.ホルムズ海峡
「偶発的な事態や意思疎通の行き違いを防ぎ」、商船の安全な航行を確保するため、双方は連絡窓口を設置しました。さらに、イラン外務省のエスマイル・バガイ報道官は、戦略的な海上交通路であるホルムズ海峡の海上安全を確保するための仕組みを設けることで合意したと明らかにしました。
6.レバノンの『衝突回避メカニズム』
双方は、仲介国の支援のもと、レバノンを含む「衝突回避メカニズム」を設置することで合意しました。この仕組みは、合意に基づき、レバノンでの軍事作戦の停止状況を監視します。
7.仲介国の継続支援
カタールとパキスタンは、「建設的な雰囲気」を維持し、最終合意に向けた進展を後押しするため、引き続き仲介努力を続けると表明しました。


















