トルコのエルドアン大統領はドイツのシュタインマイヤー大統領との電話会談で、地域の戦争が欧州を弱体化させ始めているとの認識を示し、和平外交を怠れば一層深刻な損害をもたらしかねないと警鐘を鳴らしました。
トルコ大統領府通信局によると、両首脳は水曜日に電話会談を行い、二国間関係および主要な地域・国際情勢について意見を交わしました。
エルドアン大統領は、相次ぐハイレベル接触を通じてアンカラとベルリンの関係が近月著しく強化されたと指摘しました。
さらに、地政学的・経済的課題が増大する中、この好ましい流れを維持・発展させることが両国にとって引き続き肝要だと訴えました。
エルドアン大統領、緊張激化より外交解決を訴え
電話会談でエルドアン大統領は、地域を取り巻く戦争がもはやその地域にとどまらず、欧州の安定と国力に直接影響を及ぼし始めていると警告しました。
和平を中心に据えたアプローチでこの流れに対処しなければ、紛争の長期化による損害はさらに深刻なものになると述べました。
またエルドアン大統領は、アンカラが主要な国際危機の解決において外交を最優先の手段として支持し続けていると強調しました。
トルコはイランをめぐる緊張とロシア・ウクライナ戦争の双方について、持続的な和平実現を目指した交渉を通じて終結を後押しするべく積極的に取り組んでいると述べました。
エルドアン大統領はさらに、イラン問題での対話追求と同様に、ロシア・ウクライナ間の交渉再開に向けても積極的に働きかけ、戦争の平和的解決を目指していると強調しました。
トルコはこれまで地域紛争の仲介役として繰り返し存在感を示し、軍事的エスカレーションの長期化ではなく交渉による解決を訴えながら、すべての当事者との外交チャンネルを維持してきました。
今回の会談は、世界有数の危険な紛争における外交的役割を推進しながら、欧州の主要パートナーとの関係強化を図るアンカラの戦略的姿勢を改めて示すものとなりました。




















