トルコ外務省筋によると、ハカン・フィダン外相はUAEでの会談で、トルコとUAEの「ハイレベル戦略評議会」第2回会合に向けた準備状況を確認する見通しです。
フィダン外相は、湾岸地域での戦争によって大きな影響を受けているUAEに対し、トルコが全面的に連帯する姿勢を改めて示すとみられます。
また、域外からの介入が地域の対立を長期化させていると指摘し、地域の問題を地域の国々が主体となって解決する姿勢を強化する必要性を訴える見通しです。
さらに、ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡で自由な航行を確保することが、地域と世界の安定にとって重要だと強調する予定です。平和と安定を取り戻した統一イエメンの実現も、中東の安全保障に欠かせないとの考えを示すとみられます。
ガザについては、「和平計画」の第2段階へ速やかに移行し、人道状況の改善と復興事業を開始する必要性を訴える見通しです。
この関連で、トルコとUAEがともに創設メンバーとなっている「和平評議会」の取り組みについても意見を交わす予定です。
また、イスラエルによる攻撃を受け、ガザとレバノンでの停戦を維持し、恒久的なものとするため、国際社会が一致した断固たる姿勢を示すことの重要性も強調するとみられます。
フィダン外相がUAEを訪問するのは、3月20日以来です。
二国間関係
トルコとUAEは、2023年から戦略的パートナーシップ関係にあります。
「ハイレベル戦略評議会」の第1回会合は2025年7月16日、首都アンカラで両国首脳の出席のもと開かれました。
UAEは湾岸諸国の中でトルコへの最大の投資国であり、トルコにとって湾岸地域最大の貿易相手国でもあります。
両国の貿易額は2025年、193億4,600万ドルに達しました。



























