南中国モーニング・ポストは水曜日、中国の科学者たちが温室効果ガスを航空燃料に変換する新技術を進展させていると報じました。エネルギーコストの高騰に苦しむ航空業界にとって、新たな活路となる可能性があるとしています。
中国科学院上海高等研究院の研究チームは、二酸化炭素の変換技術を実験段階から大規模生産に向けた実用化段階へと引き上げています。
研究の核心は、二酸化炭素をジェット燃料の主要成分である長鎖炭化水素に直接変換することにあります。廃ガスと水を組み合わせて燃焼反応を逆転させ、エネルギー密度の高い液体燃料を生み出す手法です。
この技術開発は、地政学的緊張や供給不安、原油価格の上昇を背景に、世界的にジェット燃料価格が急騰する中で進められています。
アナリストらは、この価格急騰を米国・イスラエルによるイランへの攻撃に伴うエネルギー市場の不安定化と結びつけています。
米国化学会が発行する査読付き月刊誌「ACSカタリシス」に掲載された研究成果によると、中国チームは長年の技術的障壁の克服に向けて大きな前進を遂げたとしています。
科学者たちは長年、航空燃料に必要な長鎖分子を効率的かつ大規模に生成する技術の確立に苦心してきました。
商業化が実現すれば、炭素排出物を再利用しながら化石燃料依存の低減につながるとされており、航空分野のみならずエネルギー産業全体の構造転換をもたらす可能性があると注目されています。
情報源:TRT World & Agencies










