トルコでは、航空・陸上・海上分野への投資によって開発された国産の装備品や弾薬の輸出が好調で、防衛・航空宇宙産業が輸出全体に占める割合も高まっています。
ロシアとウクライナの戦争をはじめ、世界各地で安全保障上の問題が続くなか、各国では大型の陸上・海上・航空装備からFPVドローンまで、幅広い製品への需要が高まっています。トルコは、自国の技術力を生かし、友好国や同盟国の需要に応えています。
トルコ輸出業者会議(TİM)によると、防衛・航空宇宙産業の輸出額は、新型コロナウイルスの感染拡大が世界の貿易や生産に影響を与えた2020年には、22億7,900万ドルでした。
その後、感染拡大の影響が弱まるにつれて輸出が増加し、2021年には32億2,500万ドル、2022年には43億9,600万ドル、2023年には55億4,600万ドル、2024年には67億3,500万ドルに達しました。
さらに2025年には100億1,600万ドルとなり、初めて100億ドルを突破しました。
このように、防衛・航空宇宙産業の輸出額は2020年から2025年まで6年連続で増加し、5年間で約4.4倍に拡大しました。
トルコの輸出全体に占める割合も、2020年の1.5%から2025年には4.2%に上昇しました。
また、2025年12月の輸出額は25億7,100万ドルに達し、単月として過去最高を記録しました。
こうした輸出の拡大は、2026年も続くと見込まれています。
防衛・航空宇宙関連企業が2026年に締結した、今後数年間にわたる大型輸出契約も、さらなる成長への期待を高めています。






















