国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、10月7日から3年を迎えるのを前に声明を発表し、ガザ地区での恒久的な停戦を呼びかけました。
グテーレス事務総長は声明で、「今こそ停戦を恒久的なものにし、十分な人道支援を届け、国際法を尊重すべき時だ」と述べ、国際社会に対し、「地域全体の恒久的な平和につながる政治的な道筋」を築くよう求めました。
また、「この節目を、単なる新たな追悼の年とするのではなく、イスラエル人とパレスチナ人がそれぞれの権利と尊厳、希望を実現し、平和と安全の中で共存できる未来を築くため、決意を新たにする機会にしなければならない」と訴えました。
複数の地域に広がる戦闘
グテーレス事務総長は、パレスチナ人が「多くの犠牲や避難、破壊」に直面しているとして、「彼らの苦しみも、今こそ終わらせなければならない」と述べました。
イスラエルが地域で続けている、ジェノサイドに当たる戦争では、これまでに7万4,200人以上が死亡しました。
グテーレス事務総長は、アメリカのドナルド・トランプ大統領が2025年10月に仲介した一時停戦によって、一定の状況改善がみられたとする一方、「安全や十分な人道支援、復興と平和に向けた信頼できる道筋は、まだ確保されていない」と警告しました。
イスラエルは2023年10月以降、戦闘を地域各地に拡大し、レバノン南部を占領したほか、今年2月末にはアメリカとともにイランとの直接的な武力衝突に入りました。




















