アメリカのトランプ大統領は、ディーゼル燃料の輸出禁止を検討しているものの、ガソリン価格に悪影響を及ぼす可能性があるとの認識を示しました。
トランプ大統領は、ホワイトハウスで記者団の質問に答えました。
ディーゼル燃料の輸出禁止を決定したかと問われると、ライト・エネルギー長官とバーガム内務長官との間で、この問題について頻繁に協議していると述べました。
また、両長官は、輸出禁止によってディーゼル燃料の価格は改善する一方、ほかの一部の製品の価格が上昇する可能性があると考えていると説明しました。
トランプ大統領は、「原油価格は今後下がり始めると思うので、状況は良い方向に向かっていると考えています。現在、ホルムズ海峡からは非常に大量の原油が輸送されています」と述べました。
さらに、ディーゼル燃料の価格をめぐる問題について、中東情勢よりもロシアでの動向が原因だとの見方を示しました。
トランプ大統領は、「ロシアではディーゼル燃料の精製施設が、非常に懸念されるペースで稼働停止に追い込まれています。これがなければ、ディーゼル燃料の問題は起きなかったでしょう。ロシアとウクライナの間で起きていることが、ディーゼル燃料にとって最大の問題となっています」と語りました。
一方、ライト・エネルギー長官も、ロシアからのディーゼル燃料の供給が失われたことで需給が逼迫していると指摘し、中東や中国からの供給も一部減少していると説明しました。
アメリカ自動車協会(AAA)によりますと、アメリカ国内のディーゼル燃料の平均価格は、9月22日に1ガロン当たり6ドル53セントと過去最高を記録しました。9月30日時点では、1ガロン当たり6ドル41セントとなっています。























